まだ肌寒さが残る2021年4月上旬に、八ヶ岳わんわんパラダイスに家族3人+犬連れで宿泊しました。
楽天トラベル素泊まりプラン2泊:¥6,950✕3✕2=¥41,700
暖房費¥880✕3=2,640
犬(パピヨン)宿泊費:¥1,100✕2=2,200
大人3人+小型犬1匹が2泊した宿泊費合計¥46,540
閑散期だったので、かなりお手頃価格で泊まれたと思います。
また我が家の場合、八ヶ岳わんわんパラダイス宿泊そのものが目的ではなくて、娘の試合の遠征時に犬連れで泊まれるところを探した結果、わんわんパラダイスに2連泊となりました。
そのため、レストランでごちそうをいただく…、という豪華(?)な滞在では無くて倹約のため自炊でしたが、調理道具もひととおり揃っておりかなり快適に過ごせました。
さらに犬連れに特化したホテル(コテージ)なので至れり尽くせりの気遣いで、特に犬連れ対応グッズは今まで宿泊した犬連れ宿の中でもピカイチの充実ぶりでした。
この記事は、犬連れ別荘体験5軒目のシロウミが、
- 八ヶ岳わんわんパラダイスに宿泊したいけど、実際はどんな所かしら?
- 犬連れで八ヶ岳わんわんパラダイスに宿泊するけど、何が常備してあるの?何を準備して行ったらいい?
- 連泊するのでレストランと自炊の両方を試してみたいけど、キッチンの使い勝手はどんな感じかしら?
- せっかくのコテージ、気ままな別荘暮らしを体験してみたい。地元ならではの新鮮な食材を手に入れたいけど、近所に良い食材を購入できるところはあるの?
と、八ヶ岳わんわんパラダイスの自炊についての情報をさらに深く知りたい方に向けて書きました。何かしらご参考になりましたらうれしいです。
八ヶ岳わんわんパラダイスの場所は?

小淵沢インターから車で10分ぐらいです。こちらの広い道からの方が単純で道が分かりやすいです。
途中霧が出ることもありますのでご注意ください。町外れというよりもほとんど山の中の別荘地といった感じでした。
必要な買い物はわんわんパラダイスに着く前に済ませましょう
わんわんパラダイス周辺にはスーパーやコンビニは全くありません。自炊の場合は、現地に着く前にあらかじめ必要な物・食料を買い揃えておくのがベストです。

おすすめのお店1:ひまわり市場…高級食料品他、日用品がひととおり揃う
別荘滞在者向きの、見ているだけでワクワクしてしまうかなりハイクオリティな食料品などが扱われています。
尾頭付きの立派な魚(カレイやタイなど。鮮魚は土曜日のみ)、人の顔よりも面積が大きいステーキ用の立派なお肉などもあり、それぞれ2,000円前後のお値段で売られていました。
普段は手が出ないけど、せっかくのリゾート滞在だし、それにレストランに行くのと較べたらはるかにお手頃ですよね。
またこちらはお寿司、お惣菜、パン、乳製品、卵、生活用品その他とても充実していて、とても山の上スーパーと思えませんでした。オーガニック食品もありました。
質がよさそうなお土産物もたくさんありましたが、中には小淵沢ではない地方産のものなどもありますのでお土産を購入するときはちょっと注意が必要です。
野菜は小淵沢の道の駅の方が、地元産の品数も多いし価格も安いです。こちらの野菜はちょっと高めです。
※東京方面から高速を降りてまずひまわり市場に向かう場合は、小淵沢インターよりも長坂インターの方が近いです。
おすすめのお店2:道の駅こぶちざわ…地元野菜が充実
安くて美味しい新鮮な地元野菜が充実していて、野菜はここで買うのがおすすめ。レタスなどは2つで100円だったり、いろいろなミニトマトが1袋100〜150円で売られていたり、その他ふだん見かけないような珍しい野菜があって見ているだけでも楽しいです。
8月に地元産のスイカを1000円で購入したこともありましたが、新鮮でしゃきしゃきしていて今まで食べたスイカの中でダントツのおいしさでした。
地元産ドレッシングも揃っています。
野菜の他にも、無添加の手作り弁当も売っていますが、人気であっという間に売り切れてしまいます。前の日に予約することもできます。
また、動物性の原料を使用していない“桑の実”のパンは地味においしいです。
地元産のお土産も揃っていて、定番のお菓子や乳製品、ソーセージ、漬物などいろいろあります。
小淵沢インター周辺のコンビニ
小淵沢インター周辺には何件かコンビニがあります。
駐車場も広めでちょっとした買い物には便利ですが、価格が高めなので注意。まあ、コンビニだからしょうがないのですが。
いつぞやミニサイズのラップ、100均で買える普通のラップですが、それを購入して370円ぐらいだったときにはちょっと泣けました。
わんわんパラダイスに着いたらまずチェックイン

入り口を入って左側のフロント建物近くに車を停めましょう。フロント周りは数台の車が一時的に駐車できるようになっています。
建物の中に入ってチェックインします。もちろん犬連れでOK。わんわんパラダイスはこのフロントから奥に向かって、U字型の道に沿うように数十件のコテージが建っています。
チェックインを済ませたら指定されたコテージまで車で移動します。U字型の車道は一方通行で、わんわんパラダイス内をぐるっと回れるようになっています。
それぞれのコテージの前には、車が1台停められるスペースがあります。
犬用アメニティグッズは?



玄関に一歩足を踏み入れると、カゴに入った犬用アメニティグッズが置いてありました。
と、感動の充実ぶり。
バケツと雑巾も置いてあって、何か粗相したときにも、すぐに自分で始末できるようになっています。ちょっと心がラクになりますね。
また部屋の中に入ると犬用のケージやトイレまでちゃんと備え付けてあります。大型犬でも寝られるぐらいの、十分な広さがありました。
我が家の場合は他のワンちゃんの匂いがするケージだと落ち着かないので、夜は自宅から持って行ったクレートで休みました。
玄関にはワンちゃんのウンチ袋専用のゴミ箱が置いてありました。わんちゃんのウンチはトイレに流します。
今まで5軒ほど犬と同宿しましたが、ここまで至れり尽くせりのグッズが揃っているところは初めてでした。
コテージの全体の雰囲気は?

建物そのものはバブル期に建てられたのでしょう、古いけど全体的に作りがしっかりしていて高級コテージといった感じでした。
部屋の造作などもところどころ凝っていて、何となく余裕を感じました。
キッチンは?



などなど、調理や食事に必要なものはひととおり揃っていました。
グリル付きで2口のIHコンロがあるので、お料理がお好きな方もじゅうぶん楽しめますね。
ちなみに、どんな食事を用意した?
実は、食事の写真を撮影するのを忘れました・・・。
我が家の場合は、試合の遠征のときにコテージなどに宿泊することが多いので、あまり食事の用意に時間がかけられません。ですので、以下のようなメニューなることが多いです。
1泊目:らでぃっしゅボーヤのレトルトカレー、ローストポーク、ポテトサラダ、地元野菜のおひたし、インスタントスープ
2泊目:地元野菜を使った煮込みうどん、チキンももの照り焼き、カボチャの煮物
メインデイッシュや煮物などは家で作り、コテージではご飯を炊いたり地元野菜をゆでたり、簡単な調理をすることが多いです。このやり方だと、調理道具が乏しいときでも対応できるので。
胃腸に負担がかからないように、ご馳走ではないですね。普段の食べ物に地元の物を何かしらプラスして、旅の雰囲気をちょっぴり楽しむ感じです。
でも今回利用してみて、わんわんパラダイスではかなりしっかり料理ができるのがわかりました。
朝食は、地元のパン屋さんで前日においしいパンを購入しておくこともあります。ちょっと特別な感じがしておいしいですよね。
ダイニング・寝室は?


ダイニングは広めの窓から外を眺めながら食事が取れるようになっていて、気持ち良かったです。
が備え付けられていました。
我が家は和洋コテージを借りたので、寝室は2階にベットが二つ、1階の和室では3人が横に並んで寝られる広さがありました。
4月でしたけれども昼間吹雪いていて夜もかなり冷え込んでいましたので、1階の布団で寝るときちょっと寒さを感じました。電気敷き毛布も備えてあり、12月から3月に泊まる場合は使用しないと夜寒いかもしれません。
お手洗い・お風呂場・洗面所



清潔で使いやすかったです。通常のホテルにあるような以下のアメニティはちゃんとありました。
基本的に連泊の場合は、毎日のお掃除はありません。しかし、頼めば一泊ごとに清掃をしてもらえますので、そこはホテルライクですね。
我が家の場合は2泊だったので、部屋全体の清掃は必要なかったけどお風呂だけの清掃をお願いしました。コテージ泊まりで大変なのが実はお風呂掃除なんですよね。
敷地内で愛犬とどう過ごす?

コテージの中も十分な広さがあって和室はダメなどという制限もないので、犬ものびのびとくつろいでいました。
またコテージの周りも自然がいっぱいなので、犬と周辺をぐるっと散歩するだけでも自然を満喫して十分に楽しめました。
広いドッグランとアジリティガーデンは、フロント近くにあります。
我が家はドッグランで遊ぶ時間は取れなかったんですが、皆さん結構朝早くから犬を遊ばせて楽しんでいらっしゃいました。ただフロントから遠い、奥の方のコテージに泊まった場合、ドッグランの往復もそれなりの散歩の距離になるかもしれません。

またこのようなドッグランでの写真撮影会もあるようです。普段このような撮影会に行こうと思うと予約が必要だったり大変だと思いますが、予約すれば撮影してもらえるのでとても良い記念になると思います。綺麗な写真ですよね。
売店では犬用のおやつとおもちゃが買える

わんわんパラダイスにはフロント前に売店もあって、犬用のおやつとおもちゃは販売されています。
犬用のご飯を忘れた場合は、注文して作ってもらえます。
余談|気に入ったら我が家の別荘にできるかも!?

宿泊したコテージの2階の長椅子ですが、前後の窓を開け放せるようになっています。いや〜、夏真に頬をなでる涼しい風を感じながら、ゆっくり寝そべって本を読んだりしたらなんて気持ちがいいことだろうか、と思わず想像してしまいました。
元々が分譲の別荘だったですし、今もコテージ全体の半分が個人持ちの別荘になっているようです。
また個人で所有しているんだけれども、一定期間貸し出して賃料を得ておられる方もいるようです。その場合は割合低額で購入もできるようですね。
管理もしっかりしているようなので、何回も通うようだったら購入するのもありかなと思いました。憧れの別荘も案外無理なく、手が届きそうですね。
東京にも近いですし、リモートワークにもいいかもしれませんね。
八ヶ岳わんわんパラダイスのまとめ

犬連れに特化していて一棟ごとに独立しているコテージなので、吠えグセのあるワンちゃんでも大丈夫。
自然の中の高級コテージに愛犬とのんびり滞在できたら、気分も穏やかになり神経が休まってほっと一息つけますよね。
小淵沢周辺には他にもコテージや犬連れOKのペンションもありますけど、その中でもしっかりした良い施設だと思いました。
また機会があったら是非泊まって、今度はドッグランやアジリティで遊べたらいいなと思っています。皆様も、特に犬連れ旅行が初めての方におすすめです。
以上、八ヶ岳わんわんパラダイスの宿泊レビューでした。
おまけ|その他の小淵沢周辺の犬連れOKのコテージ・ペンション・お店

小淵沢で犬連れで宿泊&訪れたことがある施設を、以下に簡単にご紹介します。
富士見高原貸別荘&キャンプ場
小淵沢インターから北西方面の長野県側にある犬連れOKの貸別荘です。全体で20軒ぐらいでこじんまりしています。
建物はわんわんパラダイスよりも質素で、昭和の香りがしました。虫も多め。ただ、内装はリフォームされていて思ったよりも居心地は良かったです。
小淵沢周辺よりも気温は低めで、以前6月末に宿泊したときは思わずファンヒーターを点けてしまいました。料金は一棟貸しで、わんわんパラダイスよりも安くすみます。
ただ、キッチンのコンロが小さいIHとカセットコンロで、料理をするのは大変でした。またラップもありませんでした。
ノーリードOKのキャンプ場(広いドッグランの中にテントを張る感じ?)も併設していて、自然の中犬と一緒に楽しそうにキャンプしている方々も数組いらっしゃいました。
ペンション白い仔馬
小淵沢インターには近くて便利です。宿も清潔で、コロナ対策もされています。
食事は付かないですが、パンとコーヒー・紅茶の簡単な朝食は提供してくれます。共用の冷蔵庫も使えて、食べ物や手作りフードなど、入れさせておいてもらえます。
部屋以外はワンちゃんにリードが必要ですし、ダイニングで食事をするときに犬が苦手な他のお客さんがいる場合は、ワンちゃんはお部屋でお留守番です。
部屋は狭めで、前に泊まったワンちゃん達の匂いがどうしても残っていて、気になる人、アレルギーがある人は多少つらいかもしれません。
レストラン|かっこう
ソフトクリームがおいしいレストラン。レストランというよりも、地元の主婦の手作りご飯が食べられるあったかい食堂といった感じでしょうか。手作りパンや地元野菜も置いてありました。
犬連れは基本的に外のテラスで食事ですが、訪問したときは空いていたからか、中に入れてもらえました。
小淵沢には、こちら以外にも八ヶ岳リゾートアウトレット、ピザ マジョラムさんなど、テラス席なら犬OKのレストランが沢山あります。
ぜひ、愛犬と一緒に素敵なリゾートライフを体験&満喫してみてくださいね。